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−理事長よりごあいさつ−



理事長よりのごあいさつ

あいさつをする楡井理事長

撮影:橘勇司

昨年の暮れのことですが、首都圏のJR線に乗車すると発行日のない2009年12月号の朝日新聞を読むことが出来ました。大きな活字で「赤字八百兆円。子どものツケで、酒を飲んでいる親みたいじゃないか。」とありました。この内容は日本の国家財政についてであります。 しかしながら、日本の国家にとって、もうひとつの憂慮すべき「子どものツケで生活している親みたいじゃないか。」があります。それは、日本列島に染み込んでいる地質汚染現象であります。 この地質汚染現象は、地下の汚染現象であり、また、困ったことに汚染物質は、私達の目では直接に見ることはできません。そして、恐ろしいことに幾世代にも及びます。この汚染による被害は、特に、先祖から引き継いだ地下水資源の汚染として健在化してきています。 また、地質汚染では国民が知らない稀有な事も起きております。本来、日本列島の地質汚染を防止・浄化することを目的として「土壌汚染対策法」や「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」が制定されてきたはずでした。しかし、両者には法的・技術的限界があり、それ自体が原因ともなる地質汚染のTime Bomb(時限爆弾)が、日本列島の各地に埋められることになりました。この問題は、業界だけでなく、行政関係者や関係学識経験者の知識・見識が影響しているようです。地質汚染を防止・浄化するには、箱物環境論(計量主義・画一主義)による縦割りの各環境法では不可能であり、環境資源観からの地質汚染にかかわる法体系の「仕分けと再総合化」が早急に必要です。そして、国民側に立った総合地質汚染防止・対策法の制定も急がれます。祖国・日本のために各政党も超党派で勉強し、不備のない法律を制定していただきたく思います。 国家形成の基本は、その国の歴史・文化であり、民族とは限りません。その歴史・文化を育んできたのは大地であり、日本列島であります。日本の国家を愛することは美しい日本列島を愛することでもあります。本年、私達のNPO法人日本地質汚染審査機構は、会員や国民各位のご支援を得て創立11年目を迎えることが出来ました。そして、その合言葉が「美しい国土の修復をめざして」であり、地質汚染にかかわる「子どもへのツケ」を少なくすることに真剣に取り組んできました。 今年は地方分権化が更に進みます。本NPOは、会員、地質汚染診断士、単元調査法可能指定調査機関ともども「自治体−企業向けの国内外シンポジウム」を開催するとともに、地質汚染診断士の育成を強化し、更なる日本列島の浄化に貢献する所存であります。

2010年(平成22年)

内閣府認証NPO法人日本地質汚染審査機構理事長
   地質汚染診断士・理学博士 楡井 久

2008年 年初あいさつ
2009年 年初あいさつ
2010年 年初あいさつ
2012年 年初あいさつ
2013年 年初あいさつ
2014年 年初あいさつ
2015年 年初あいさつ
2016年 年初あいさつ
2017年 年初あいさつ
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